管理栄養士 今ちゃんのレシピ

2018.03.28 管理栄養士 今ちゃんのレシピ

とろみ剤の使用について

私たちの体は1日に約2~2.5Lの水分が摂取、排泄されながら保たれています。

水分が不足してしまうと脱水等を引き起こすため、水分摂取は重要です。

しかし、飲み込み機能の低下により、咽などによりうまく飲み込むができなくなったらどうするといいでしょうか?

水分がサラサラしており咽てしまう場合は、とろみがついていると飲み込みやとすくなります。

 

普段の料理にも元々とろみがついているものもあります。魚のあんかけ、クリームスープなどにとろみがついています。

片栗粉やくず粉であんかけを作り、とろみをつけることができますが、調理の際は加熱する必要があります。

そこで、とろみ剤(とろみ調整食品)によりとろみをつける方法もあります。

とろみ剤は冷水から温かいコーヒーまで幅広く使用ができ、温度に関係なくとろみをつけることができます。

しかし、味が変化してしまう、使用量が多すぎるとべたつきかえって飲みにくくなってしまうデメリットもあります。

使用する際は注意が必要です。

 

とろみ剤の使い方

1.飲み物をスプーンでかき混ぜながら、とろみ剤を加える。

2.3分以上おく。

3.とろみ具合を確認する。

 

下の写真はカフェオレにとろみ剤を使用したものです。

左から約1g、約2g、約4g使用しています。

 

 

ポタージュ状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はちみつ状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーグルト状態

 

 

 

 

 

 

感想

それぞれ味にも変化があります。ポタージュ状態が一番カフェオレの味に近いものでした。

また、ヨーグルト状態より多くのとろみ剤を使用すると喉にくっついてしまい、とても危険でした。

 

注意点

・混ぜながらとろみの加減をみるとダマができてしまい飲み込みにくくなります。

・飲み物の種類によりとろみがつきにくいものがあります。(タンパク質を含む牛乳など)

・特性上味や、香りを損ないがちなので、ミネラルウオーターや煎茶など、甘くない飲料だとおいしくないため、飲んでもらう前に自分で確かめてみることが大切です。

 

最後に、とろみ剤を使用したから必ず咽なく飲み込めるとは限りません。

普段の食事の際の様子の些細な変化も見逃さないように注意が必要です。

by h