お知らせ

2025.07.10特別養護老人ホームぬく森

地震体験車「なまず号」来設

7月9日(水)にはケアハウスハートフルに、
10日(木)は養護老人ホームぬく森に地震体験車「なまず号」が来設しました。

この体験車では、 東日本大震災時の揺れを再現しているとのことで、
最大震度7までの揺れを体感することができます。

体験中は、多くの職員から驚きの声や悲鳴が上がり、
「想像以上の揺れだった」「揺れている間は本当に動けない」
といった感想が聞かれました。

実際の揺れを身体で感じることで、
防災への意識がより現実的なものとして深まったと思います。

これまで地震発生を想定した防災訓練では、
利用者様をいかに安全に避難させるかという点に重点を置いて取り組んできました。
しかし今回の体験を通じて、 まずは職員自身が「自分の身を守る行動」を
的確に取ることの重要性を再認識することができました。

職員が自らの安全を確保できなければ、
その後の避難誘導を適切に行うことはできません。

1)まず低く、 2)頭を守り、 3)揺れが収まるまで動かない
という基本行動を訓練によって身につけることが、
結果として冷静で安全な避難行動につながる――
この気づきを今後の訓練やマニュアルの見直しにも活かしていきたいと思います。

今後も、より実践的な防災訓練を通じて、
職員一人ひとりの防災意識向上と安全な施設づくりに努めてまいります。